投稿日時 2009-04-25 14:00:46 投稿者 トーマス このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
投稿者コメント | |
小説「あいつ」の表紙絵として描きました。 俺たちは大学のキャンパスを一緒に歩いて 行きつけの喫茶店「サッド・カフェ」に行こうとしていた。 おしゃべりをしながら歩いていたが 誰も居ない並木道に入るとあいつは急に黙ってしまった。 様子を見ると何かを一心に考えているやうな目。 俺の興福寺の阿修羅よ。お前が女なら唇を今すぐ奪ってやるものを。 (昨日のサッカー試合のことか。よほど負けて悔しかったんだな・・・) しかしあいつとかうして二人でいるということを 俺は全く楽しんでいる。 横にいるあいつの呼吸と心臓の音が聞こえてくるやうだ。 ふいに腕に何かが触った・・・ あいつが恥ずかしそうに俺の腕を取ったのだ。 |
||
最大化 | アクセス解析 | ユーザ情報 |
▽この画像のトラックバックURL▽(トラックバックについて) |